東洋医学はどのような症状に対しても効果を期待ができます。 西洋医学には西洋医学の良さがあり、症状によっては手術などの 対症療法が良い場合もあります。しかしながら、原因不明で 薬が効かなかったりするケースも多々あります。 そういう場合に鍼灸治療は特にお勧めです。 ほしみ動物病院では、わんちゃんねこちゃんに使う鍼は 特に細い鍼を使用し(髪の毛よりも細い鍼です)身体への負担を最小限 に留めるため、少数鍼で治療を行います。 西洋医学でもう打つ手がないと言われた場合でも、鍼灸治療では 身体全体の不調を整えることで、病気の原因に働きかけます。 最後の砦というと大げさかもしれませんが、ほかで治らないと 言われたケースがあれば、鍼灸治療がご期待にそえることが出来るかもしれません。 まさに動物たちにとっての福音だと思います。
◆どのくらいの期間施術が必要ですか?
症状が出てから治療を開始する時期が早いほど治癒するまでの期間や回数 は少なくて済みます。またいつからでも施術を始めることが可能です。鍼治療自体は非常に即効性の高いものですが、発症時期や病状によって必要な期間や回数は異なりますのでご相談ください。
◆動物鍼灸師という資格があるのですか?
動物の鍼灸資格は存在しません。 ただし動物への鍼灸の施術は獣医師のみが行うことができます。 人への治療は国家資格である鍼灸師が施術を行うことができますが動物への施術はできません。 しかし、全ての獣医師が鍼灸施術ができるわけではありません。 実際に臨床経験を得て、鍼灸の知識を学んでいる必要があります。 鍼を刺して良いのと、治療をできることはまったく別なのです。 当院は国が認めた、日本獣医中医学院で1級を取得しております。
◆動物への影響や痛みはあるの?
ほとんど刺激や痛みはありませんが、刺す部位などによって わずかな刺激を感じる場合もあります。 また、動物へ使う鍼やお灸は人間に使うものと何ら変わりはありません。